2014年4月28日月曜日

緑内障

こんばんは、マキです☆

(*・ェ・*)ノ~





金曜と土曜、

たった2日間で、

とても辛い事が

ミチ君の体に起きてしまいました。





自分自身のための備忘録として、

そして、

愛犬が同じような症状で

辛い思いをされている飼い主さんの

参考になれば・・・と思い、

ミチ君の事を綴って行こうと思います。





■4月25日(金)■

今日は嬉しい給料日。

旦那は休み。

私は午前中で仕事を終わらせて、

ずっと前から行ってみたかった

大東市のドッグラン、

『ドッグランフィールド大阪』に行きました。

まず、ドッグラン併設のレストランで

ランチを頂きました。

ミチ君とアストロには、

アラカルトプレートを注文。

2ワンとも美味しそ~に食べてくれました♡

ランチを終えた後は、

お待ちかねのドッグラン☆

とっても広々とした綺麗なランに、

ミチ君&アストロも嬉しそう♪

1歳半のアストロよりも、

シニアのミチ君の方が元気かも!?





ランに入って、15分後ぐらいでしょうか。。。

2匹のワンコ(A&B)を連れて、

若いカップルがランに入ってきました。





これが最初の事件の発端。





2匹のワンコA&Bの入場に、

全く気付いていなかった私&旦那。

この2匹のワンコA&Bは、

たった今入ってきたばかりなので、

勿論リードしています。

それに対して、

ミチ君&アストロは全くのフリー。





アストロが、2匹のうちの1匹(ワンコA)に向かって

駆け寄って行きました。

私も駆け足でアストロを追う。

アストロとワンコAが

クンクン匂ってご挨拶。

お、仲良くなれそう。。。

と感じた瞬間、

もう1匹のワンコBがアストロに飛びつく仕草。


アストロは怒って、

ガルガルガル。

ワンコBも怒って、

ガルガルガル。

ちょうどそのギリギリの瞬間、

私の手はアストロのハーネスに届き、

アストロを引っぱる事ができました。

ワンコBとアストロはお互いに向かって

乱暴に吠えてるけど、

何とか接触は避けられた。。。





ところが。。。





ワンコBとアストロが

いがみ合う、最悪のタイミングで、

どこからともなく、

ミチ君が間に入ってきた。

のんびり屋のミチ君らしく、

『やっほ~、何してるの~?』

みたいな感じで、

トコトコ歩いてきた。。。




その瞬間。。。




ミチ君の長い左耳が、

ワンコBに噛まれた。




ミチ君はキャインキャインと大声で泣き叫ぶ。。。

ワンコBのオーナーは、

リードを使ってワンコBをグイグイ引っ張るけど、

ワンコBはミチ君の耳を噛んで離さないので、

ミチ君の耳は引っ張られ続けた。

実際はおよそ5秒ぐらいの事だと思うけど、

永遠の地獄のように感じた。




旦那がミチ君を助けに入り、

ワンコBもようやく、噛むのをやめてくれた。

ミチ君の左耳を見ると、

流血している。

急いで水道水で耳を洗う。

毛が長いので、傷口が見えにくいけど、

数か所から血が出ている模様。

旦那が止血したので、

比較的すぐ血は止まった。

ワンコBのオーナーが様子を見に来て、

「もし病院行くんやったら、お金とか払いますんで」

って言ってくれたけど、

リードしてなかった私たち夫婦の責任でもあるし、

「もう血は止まったし、いいですよ」と返事をする。




ミチ君も普段どおりの様子に戻り、

後から来るワンちゃんと仲良く遊んだりする。

でも、私も旦那も、ミチ君が噛まれたショックが大きく、

あまり長居せず、帰路に着く。

帰宅してすぐ、

旦那とアストロを家に置いて、

ミチ君を連れて

かかりつけの動物病院に行く。





ミチ君の耳の毛を刈って、

傷口を診てもらうと、

そんなに深い傷ではないらしい。

「消毒液を出すので、1日2回ぐらい

洗ってあげて下さい。」

ああ、大事に至らず

本当に良かった。。。





せっかく病院に来たので、

「ついでにフィラリア、ノミ・ダニのお薬も下さい」

と先生にお願いし、血液検査をしてもらう。





ところが、この血液検査の結果から、

12年のミチ君の犬生で初めて、

心配な事が発覚する。





「貧血気味のようです。」






●ヘマトクリット値(HCT)・・・ 32.9% (正常範囲37.3~61.7)

●ヘモグロビン濃度(HGB)・・・ 12.2 g/dL (正常範囲13.1~21.5)

●平均赤血球容積(MCV)・・・ 58.0 fL (正常範囲61.6~73.5)

上記項目の、去年の数値(2013年4月11日測定)は、

それぞれ、40.3%、14.4 g/dL、60.1 fL。

去年より悪い数値。

何で。。。?

どこか悪いの。。。?





上記以外では、

内臓系の血液検査は全て正常、との事。

でも、貧血の原因を調べる必要があるので、

まずエコー検査で

体内に腫瘍などの異常がないか

調べる事に。

3日後の月曜日(4/28)に

エコーの予約を入れて、帰宅。





今日はミチ君にとって、

耳を噛まれたり、血液検査されたり、

散々な1日になってしまった。

可哀想な事をさせてしまった。

ミチ君、本当にごめん。。。

今まで犬と取っ組み合いのケンカなんて

一度もした事ない、

穏やかなミチ君が、

こんなに辛い思いをせなアカンなんて。。。

ランに連れて行った自分の責任。。。

ワンコA&Bがランに来たのに気付かなかった、

自分の責任。。。

それに、血液検査から分かった、

貧血の事実。。。

自責の念にかられ、

心が暗い闇に覆われたまま、

眠りにつきました。。。





■4月26日(土)■

ランでの流血事件から、一夜明け。。。

今日は旦那は仕事。

私は午後~夜にかけて、

前職の同僚とカラオケ&ディナーの予定。

ペットシッターも既に雇っていて、

ミチ君&アストロの

夕方のお散歩とゴハンをお願いしている。





いつもの通り、

2ワン別々に朝のお散歩に連れて行く。

ところが、ミチ君、玄関を出ると。。。

あれ、元気がない?

オシッコをして、ウンPをすると、

トボトボと家に向かう。

今日はお散歩行きたくないのかな。。。

家に戻り、ミチ君の足を拭き、

朝ごはんの用意に取り掛かる。

その時、ふとミチ君の顔を見ると。。。

ミチ君の右眼がおかしい!!!

右眼の周りの皮膚が垂れて、

目玉のすぐ下の膜みたいなのが赤い!!!

右眼をショボショボさせて、開けにくそう !!!

うそやん。。。何で???

昨日噛まれたショックで

顔面麻痺になった???





病院に連れて行かなきゃ。





私は正午には家を出ないといけないので、

朝9時の開院より早めに病院に着くように家を出た。

待合室もあまり混んでなくて、すぐ呼ばれた。





先生も、ミチ君の目の異常にすぐ気付いた。

「涙の量、眼圧、目の表面の傷を調べます。」





涙の量に関しては、

左眼は涙がほぼ出ていない、

ドライアイの状態。

えぇーーーーっ!!!(T_T)

右眼(今朝からおかしい方)は、正常範囲。







次に、眼圧。

左眼は、“9~10”あたりで、正常範囲。

右眼は、なんと、“50~60”あたり。

私、絶句。。。

何?どういう事?





最後に、目の傷の検査。

染色体で目の表面を染めて、

先生がチェック。。。

「大きな傷は見られません。」

と、いう事は、

昨日ワンコBに襲われた事件は

関係ないという事なのか。。。???





診察台の上でのミチ君は、

いつも通りの、大人しい、穏やかな、ミチ君。

文句ひとつ言わず、泣かず、動かず、

なされるがまま。

本当に良い子。お利口さん。

そんな健気なミチ君を見ていると、

どっと涙が溢れてきた。。。

何で、優しいミチ君が、こんな目に。。。






最後に先生から説明を頂いた。

ミチ君の右眼は、「緑内障」。

右眼の“50~60”という眼圧は、

とても痛い上に、

眼圧が高い状態が続くと、

失明の恐れがあると言われる。

すぐに眼科専門の先生に診てもらう事を薦められ、

玉造にあるネオベッツを紹介してもらう。

ネオベッツの眼科の先生は、

この日は予約がいっぱいなのに、

ミチ君の為に夕方以降に

時間を割いて下さる事になった。

まだ会ったこともないのに、

感謝の想いで、胸がいっぱいになった。





夕方までは、

眼圧を下げる点滴をするため、

半日入院する事に。

ミチ君も「えー?!聞いてないよー!!(ToT)」

って表情。。。

まさか、まさか、

こんな事になるとは、

夢にも思っていなかった。。。

頼むから夢であってくれ。。。





ミチ君を病院に預けて、

私は一時帰宅。

午後から会う予定だった前職の同僚と、

ペットシッターに、

ドタキャンの連絡を入れ、

夕方まで家で待機。

ミチ君がいない家は、嫌に静か。

アストロも寂しそう。

私も寂しいよ。。。

不安だよ。。。

緑内障って、どんな病気?

ネットで調べると、恐怖感が募る。

どうしよう。。。

これからミチ君どうなるの。。。





不安と闘いながら、

なんとか夕方まで待つことができた。

早めにアストロのお散歩&晩ごはんを済ませ、

「アストロごめんね、お留守番宜しくね」と

伝えて、ミチ君を迎えに行く。





病院に着くと、

右眼が辛いはずなのに、

ミチ君は元気に私を出迎えてくれました。

点滴をした後で、先生が眼圧を計ると、

あれだけ高かった右眼の眼圧も、

左眼と同じ正常範囲まで下がっていたそうです!!!

よしっ、ミチ君、良く頑張った!!!

先生に見送られ、病院を出て、

その足で玉造のネオベッツに直行です。

旦那も会社を早退して、現地で落ち合う事に。





運転すること約40分、

ネオベッツに着きました。

旦那も予約時間ギリギリに到着。





さぁ、どんな選択肢があるのか、

ミチ君にとってどの治療法が最適なのか。。。

専門の先生の診療が始まります。。。








続く。。。




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2 件のコメント:

  1. 初めまして。
    アメコカのブログ村を見ていて「緑内障」というのが眼に入り
    ブログにおじゃましました。
    うちもバフの男の子がいるのですが病気が多くて困っています。
    眼も白内障だったところに、チェリーアイになり去年、手術をしました。
    ミチ君もこのまま眼圧が上がりませんように。
       
            そらまま

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  2. そらまま様

    はじめまして。返信が遅くなり申し訳ございません。暖かいお言葉を頂き、本当に有難うございましたm(VωV)m 幸い、ミチ君の眼圧は、今の所目薬で平常の範囲に抑えることができており、安心しております。

    バフのおぼっちゃんは、白内障とチェリーアイをお持ちで、手術も経験されたのですね・・・。目の病気は本当に大変ですね・・・。どうぞ今後もずっと健康なお目目を保ってくれますよう、お祈りしています。

    お互い頑張りましょう!!

    返信削除