■4月27日(日)■
ミチ君の右の眼球摘出手術を
受ける決意をしてから、
一夜が明けました。
この決意を、
ネオベッツの眼科の先生に
電話でお伝えする必要がありました。
ただ、この日の翌日(月曜)に、
かかり付けの動物病院で、
ミチ君の腹部エコーの予約が入っていました。
金曜のフィラリアの検査の際に
偶然見つかった貧血の原因を
絞り込むためのエコーです。
貧血の原因は色々あると思いますが、
かかり付けの動物病院の先生は、
「脾臓の腫瘍」を疑っていました。
脾臓に腫瘍があると、
貧血が症状として出るらしい・・・
(- -lll)
この疑いが、杞憂に終わればいいな・・・
まさか、ミチ君の脾臓に腫瘍なんてね・・・
と、祈りつつも、
内心は相当心配していて、
このエコーの結果が分かってから、
眼科の先生に連絡を入れようと決心。
前日(土曜)の朝、ミチ君の右眼の眼圧は、
50~60程度でした(通常は15~25程度らしい)。
その後に点滴をした結果、
通常より低めの
9~10まで下がってくれましたが、
その後は目薬(トルソプト+抗生物質)だけで
対処してきているので、
眼圧がまた上がってないか心配。。。
という事で、
眼圧だけでも測ってもらおうと、
この日ももミチ君を連れて
かかり付けの動物病院へ行ってきました。
まずミチ君の目の中の様子を
診てもらいました。
「水晶体は今も傾いたままですね・・・」
そうですか・・・(T_T)
奇跡が起こって、
水晶体がポンと元の位置に
戻ってくれないかなって願っていたんだけどな・・・
次に、眼圧を測ってもらいました。
すると、右も左も、9~15あたりと、
全く高くありませんでした。
ヨカッタ~、目薬が効いてるのね!!
ヾ(*ΦωΦ)ノ
ミチ君、今日は
点滴の必要なしだよ~!!
ちょっと気分が上がりました♪
どうか、このまま、
眼圧が安定してくれますように。
ミチ君の目が、痛みや炎症に
襲われませんように。
■4月28日(月)■
今日はミチ君のエコー検査の日。
普段通りに起きて、
ミチ君とアストロを
別々にお散歩に連れて行く。
さ~、朝ごはんの用意するよ~。
お腹すいたね~、ごはん食べようね~。
と、2ワンに話しかけながら、
エサを取り出したところで・・・
ふと思い出した!!
獣医さんに、
「ミチヤちゃん、朝ごはんは抜いて来て下さいね」
と言われていた事を!!!
(@ ̄□ ̄@;)
記憶が蘇ってヨカッタ!!
(滝汗)
でも、ミチ君の方に目をやると・・・
朝ごはん食べる気満々で、
しっぽブンブン振ってるよ~~!!!
ミチ君、ごめ~~~ん!!!(涙)
朝ごはんあげられへ~~ん!!!
めっちゃゴ~~メン!!!
。・゜・(/Д`)・゜・。
ミチ君に食べ物を見せるのは
あまりに酷なので、
私も朝ごはんを抜くことに。
ミチ君、一緒に頑張ろう!!
そして、エコー検査の時間に。
アストロに「ごめんね、すぐ帰るからね、
お留守番頑張ってね・・・」
ってお願いして、
車でかかり付けの動物病院へ。
一番始めに、眼圧を測ってもらいました。
右も左も9~15程度と、
正常範囲内。
ホッ・・・
今日も点滴の必要はなし。
次はエコー検査です。
ミチ君を預けて、
私は外で待機。
エコー検査は小一時間かかりました。
外で待っている間、
すごく心配で、不安で。。。
どうか何も見つかりませんように。。。
何もありませんように。。。って
祈ってました。。。
エコー検査が終わり、
看護師さんに名前を呼ばれ、
診察室へ。
何だか、
先生と看護師さんの表情が
暗い気がするけど。。。
気のせいかな。。。
先生、開口一番に・・・
「脾臓に腫瘍が見つかりました・・・」
え・・・
ウソでしょ・・・orz
腫瘍は、5センチぐらいの大きさらしい。
脾臓の腫瘍は、爆弾みたいなもので、
いつ破裂するか分からない。
破裂すると、生死に関わる事もある。
実際、脾臓の腫瘍が破裂して、
大量出血でグッタリして運ばれる
ワンちゃんが多いと言う。
破裂すると、
突然のお別れになる可能性もあるらしい。
ミチ君は、そうなる前に見つかって、
ラッキーですよ、と言われました。
とにかく、出来るだけ早く、
脾臓と一緒に腫瘍を摘出した方が良いらしい。
特に、ミチ君の緑内障の右眼に関して、
眼球摘出+義眼の手術をするという
決意をした今、
ミチ君の失明は確実になっている。
視力を温存しないのであれば、
目の手術よりも、脾臓と腫瘍の摘出を
最優先に考えた方が良い、と。
また、腫瘍が良性か悪性かは、
実際に摘出して、
検査に出してからでないと、分からない。
胃、肝臓、等々、
エコーで確認できる範囲で、
他の臓器もひと通り見てもらいましたが、
脾臓以外では、
腫瘍らしきものは見つからなかったそうです。
でも、もしも、
脾臓の腫瘍が、悪性のものだったら、
「厳しくなるかもしれない」
と言われました。
この日は旦那は仕事で、
私は一人で病院に居ましたが、
旦那に相談するまでもなく、
腫瘍の摘出手術を決めました。
そして、翌日(火曜)の夜に手術をしてもらう事に、
同意しました。
「いつ破裂するか分からない状態なので、
絶対安静にして下さい。家で安静に出来ますか?」
と聞かれ。。。
家でのケージレストは可能だけど、
病院に居た方が、確実に安静にできるだろうと思い、
即日、入院の手続きを取りました。
私が病院を出る前、
既に病室のケージに入っていた
ミチ君に面会に行きました。
私を見ると、
今まで見た事のない必死の形相で、
ワンワン、ワンワン、
ずっと吠え続けました。
「まきたん、僕はここに置き去りにされるの??」
「僕はもう、まきたんに会えないの??」
まるで、これが最後のお別れのように、
悲しそうに、必死で吠えて、
目で訴えるミチ君を見ると・・・
また、号泣・・・(;△;)
この数日の間に、
ショックなことが重なりすぎて、
涙腺が緩みっぱなし・・・
涙のコントロールができない(TwT。)
ミチ君に、
「頑張るんやで、また明日来るからね」
と伝えて、病院を出ました。
病院の駐車場で、旦那に電話。
ミチ君の腫瘍の事、
入院+手術の事を伝えると、
旦那も、摘出手術に賛成してくれました。
旦那との電話が終わっても、
病院の建物の中から、
ミチ君の吠え続ける声が聞こえました。
私が居るのが分かるのかな・・・
「置いて行かないで」って泣いてるのかな・・・
(ρ゚∩゚)
ミチ君、頑張るんだよ!!
きっと、手術は成功するからね!!
良い結果が、待ってるからね!!
心から応援してるからね!!
家族で、一緒に、闘おう!!!
家に戻って、
すぐにネオベッツの眼科の先生に
電話でお話しました。
脾臓の腫瘍が見つかったので
優先的に治療する事・・・
緑内障の(眼球摘出)手術は
先延ばしになりそうな事・・・
眼科の先生も、理解して下さいました。
あと、日曜~月曜にかけて、
ミチ君の右眼の眼圧が下がっていることを伝えると、
「奇跡が起きたんでしょうか?水晶体が元に戻った?」
って、驚いてらっしゃいました。
水晶体はまだズレたままだと伝えると、
「今はしっかり腫瘍の方を治してあげて下さい。
眼圧がコントロール出来ていれば、
眼球の摘出手術はすぐにする必要はありません。
腫瘍の手術が成功して、
ミチ君の体調が落ち着いた頃に、
まだ眼の手術を受けられるお気持ちがあれば、
診察に来てください。」
と、とても心強いお返事を下さいました(TmT)
犬の脾臓に出来る腫瘍について、
ネットで調べると・・・
とても怖くなった。
腫瘍の検査結果が分かるまでは、
何も知らない方が良い。
今はミチ君の為に祈る事しかできない。
一番心細くて、怖い思いをしているのは、
ミチ君なんだから!!
私は、ミチ君を一所懸命支えなきゃ!!
ミチ君の為に、
強いママになろうと、
決意を新たにした一日でした。
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